大金持ちになりたいとは思わないまでも、きゅうきゅうとしない程度にお金があったらいいと思う人は多いでしょう。

収入は多いにこしたことはありません。しかし、豊かさを感じることができるかどうかは、稼ぎよりむしろ使い方にかかっているのではないでしょうか。いくら高収入だったとしても、終電がなくなるまで働いて、仕方なくタクシーで帰っているようでは豊かな気持ちになることはできません。

一方、猛暑の日に、いつもなら歩く距離を、資金繰りをして貯めたお金でタクシーを使ってみると、通い慣れた道の街路樹の美しさにあらためて気づいたりして、それがほんのわずかな時間であっても、豊かな気持ちになることができるかもしれません。普段、資金繰りをしながら、つましく暮らしていても、ここぞというときに上手に使えば、わずかな金額が生きてくるのです。

それぞれ使えるお金には限りがあります。どんなに稼いでいても、乱暴な使い方をすれば、あっという間に財布が底をついて、度が過ぎれば借金をつくることにもなってしまいます。

普段から節約をするように心がけていれば、ときに小さなぜいたくを楽しむこともできます。資金繰りによって、「金持ち」でなくても、貧しくない暮らしができるのです。お金は必要なだけあればいいものです。しかし、必要なお金がどれだけであるかは人によります。日々食べていくことができればいいという人なら、それほどのお金は必要ないでしょう。

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