資金繰りを良くするためには、できるだけ現金を多く持つよう工夫をしなければなりません。

例えば、売り上げ回収は手形でも行うことができますが、この手形が増えれば増えるほど、また金額が大きくなればなるほど、回収が難しくなり、現金を少なくしてしまいます。したがって、これを少しでも減らせるよう努力しなければなりません。手形をまったくゼロにすることはできなくても、一つの手形を小分けしたり、裏書手形を利用することで資金繰りへの悪影響を減らすことができます。

また、不良資産をいくつも抱えている場合は、それを売り払うことも一つの手です。その資産が将来利益を生むものだという明確な予測が立つのであれば、そのまま保持する選択肢もありますが、まったく利益を生まない不良資産であれば、それを処分することで売却益を獲得、また維持費をカットすることにより、手持ちの現金を増やすことができます。

繰り返しますが、現金が増えればそれだけ資金繰りは楽になります。さらに、また商品やサービスを提供する場合、なるべく毎月の締めの日までに納品するようにしてください。例えば、会社の締めの日が20日であれば、なるべく全ての商品とサービスの納品を20日以内に行うことです。締め日が20日であれば、21日に納品すると、その分の収入は一ヶ月先になってしまいます。

その月の現金収入を多くするためには、締め日に納品を行うことです。このように資金繰りを良くするためには、現金を多く持てるよう努力してください。